GSルール シングル 伝説組み合わせ考察
注)まだ未完成ですが、書くモチベーションが下がってきたので途中で一旦公開します。頑張ってちゃんと作りたい気持ちも山々ですがご了解ください。
相性補完がまあまあ良さそうな伝説の組み合わせとその取り巻き候補を羅列していくだけです。
選考の基準は擬似的な同時選出のしやすさを見ています。一般枠を組み合わせた三角関係的な補完は考慮されていないのでご了承下さい。。
順番はs27のシングルの単体の採用率順でしたが今ではあんまり意味がないですね…。ちんたら書いていたらシーズンが変わってしまったのでご了承下さい。その代わりと言っては何ですがなるべく組み合わせを網羅するよう努めました…。
ザシアン
紛うことなき最強の伝説ポケモン。ダイマックスできないことが致命的な弱点ですがタイプ、種族値ともに優秀で対面性能もサイクル適正もかなりあります。但し、その強力すぎる性質ゆえメタモンにコピーされると裏もろとも崩されかねないという諸刃の剣のようなポケモンです。
ザシアン・カイオーガ
言わずと知れた組み合わせ。物理特殊も相性補完(炎や地面、鋼に強いカイオーガと草や竜に強いザシアン)も優れた優秀な組み合わせ。このままでは電気が一貫する、黒バドレックスやディアルガなどの伝説、トリトドンやガマゲロゲ、サンダーなどが重めなどの欠点はあるものの非常に強力な組み合わせです。カイオーガがダイマ非ダイマ共に強いのも魅力的です。ザシアンなら対面では有利とはいえカイオーガ入りの宿命である対ウオノラゴンの厳しさ、ザシアンの分かりやすい対策であるメタモンに対しての抗いは課題になってきそう。構築だけでなく選出やプレイングなどでもケアしたいですね。
ザシアン・日食ネクロズマ
ダイマ無しで強いザシアンとダイマ適正のある日食ネクロズマの組み合わせです。両方とも鋼タイプのため耐性が良好ですが、反面、炎と地面という弱点が一貫しており、水や電気の一貫も気になります。ザシアンの素早さの高さと日食ネクロズマのプリズムアーマーのおかげでこれらの一貫が許容できる程度なのはありがたいですが…。裏にはサンダーなりトリトドンなりこれらの弱点を補えるポケモンを置きたいですね。どちらもどんな相手にも最低一発は殴れることがほとんどなので役割集中的な動きが出来るのは強力です。黒バドレックスには要注意。
ザシアン・イベルタル
こちらも有名かつ強力な組み合わせ。ザシアンがゼルネアスやバンギラスなどを狩り、イベルタルは黒バドレックスやグラードン、ディアルガなどを倒す。どちらもホウオウが厄介で、ザシアンがメタモンにコピーされるケースもきついです。また、電気が一貫しているのでサンダーやレジエレキをケアして地面タイプないし電気無効特性ポケモンを入れたいところ。但し、地面枠にヌオーを採用するなど横着してサンダーに蹂躙されないように注意されたし。
ザシアン・ホウオウ
ザシアンがホウオウの苦手な岩タイプなどを受け、ホウオウが黒バドレックスや日食ネクロズマなどを受ける組み合わせ。カイオーガやランドロス、グラードンなどは一貫しているので裏で何とかしたいです。
ザシアン・ムゲンダイナ
一般ポケモンの初手ダイマックスからダイマなしで強い伝説二体で押し切る構築です。一般ポケモン枠としてはラプラスなどが使われます。一応氷タイプやドラゴンタイプにザシアンが強く炎タイプにムゲンダイナが強いという補完はありますが、初手ダイマであまり荒らすことが出来ないと不利な状況を取ってしまっては切り返しがなかなか効かないので窮屈です。
ザシアン・黒バドレックス
どちらも高い対面性能を持つポケモン。但しメタモンにどちらかがコピーされるとどちらも薙ぎ倒されうるのでメタモン入りには片方の選出を推奨します。威嚇ガオガエンなど一部のポケモンであれば技構成や読み、サイクルなどを組み合わせて辛うじて何とかならないこともないですが窮屈なことこの上ありません。
ザシアン・ディアルガ
分かりやすい初手ダイマの形です。ダイマックスを絡めることで無類の対面性能を誇るディアルガとダイマ無しで十分強いザシアンの組み合わせです。地面タイプが一貫してはいますが読み合いは発生しにくいです。ディアルガはカイオーガに有利でザシアンにも五分を取れるのが他の初手ダイマにはなかなかない強みです。
ザシアン・ゼルネアス
フェアリータイプ二枚の組み合わせです。一見弱そうですが、どちらも汎用性が高く結構戦えそうです。これもザシアンの強さのおかげではあります。レシラムやグラードン、カイオーガなどを対面で牽制出来るザシアンとムゲンダイナなどの毒タイプなどに強いザシアンとも見れます。ホウオウなど共に重いポケモンもしっかり存在しているため、サブウェポンや裏などで何とかしたいです。ヌケニンやメタモンなど他にも考えるべき相手は多いです。
ザシアン・ジガルデ
ザシアンはカプ・レヒレやゼルネアスなどのフェアリータイプや多くの氷タイプに強く、ジガルデは鋼タイプや炎タイプに強いです。お互い明確にガラルヒヒダルマやヌオーが弱いという弱点があるのでどうにかしてこれらのポケモンを処理するルートが欲しいです。
ザシアン・ゼクロム
こちらも初手ダイマのパターンです。初手ダイマ適正があるポケモンは高火力、広い技範囲、ダイジェット、ダイナックルなどの崩し性能を上げる技、これらのうち複数を持っている傾向がありますがゼクロムはこれらのいずれも満たします。但し、電気タイプもドラゴンタイプも共に無効化されうるタイプでありフェアリータイプも地面タイプもパーティに採用されやすいという性質上初手ダイマックスが往なされうるというリスクもあるのが最大の悩みです。
ザシアン・グラードン
ザシアンがイベルタルや浮遊勢、ゴリランダーに強くグラードンはサンダーやホウオウに強いです。共に対面性能が高く初手ダイマックスのようなムーブも取れそうです。黒バドレックスやランドロスなど二体ともきついポケモンも少なからず存在し、環境に多いそれらのポケモンをどう一般ポケモンで対処するかがポイントになってきそうです。
ザシアン・ルギア
ルギアの苦手なバンギラスやイベルタルにザシアンが強く、ダイジェットや瞑想など色々なムーブが取れて器用なルギアで荒らし、フィニッシャーとしてザシアンを添える形です。ヌオーや黒バドレックスなど共通して苦手なポケモンも多いので裏でどう処理するかが課題となってきます。場合によってはルギアにギガドレインやシャドーボールなどのピンポイントに刺さる技を搭載してもいいかもしれません。
ザシアン・ホワイトキュレム
ザシアンの苦手なレシラムやグラードン、ランドロスやヌオーなどにホワイトキュレムがつよく、ホワイトキュレムの苦手なドラゴンタイプやバンギラスにザシアンが強いです。これらのポケモンが苦手なホウオウや日食ネクロズマ、ソルガレオなどはセットで組まれていることもあり、きちんと対策しないと当たった瞬間に負けが濃厚になってしまいます。
ザシアン・レシラム
ザシアンはドラゴンやバンギラス、カプ・レヒレやラッキーなどに非常に強い圧力をかけられ、レシラムはザシアンを受けてくる鋼や炎に強めとかなり横(=攻め)の相性補完があります。ダイマ適正も十分あり、スカーフなどを持って黒バドレックスを狩るのもありです。対メタモンは不利ではありませんが、択ゲーを仕掛けないといけないのが問題。但し、この二体では電気を無効化できませんし、カイオーガなども苦手です。地面もかなり一貫しているので飛行ないし浮遊のポケモンを最低一体、欲を言えば複数体搭載したいレベル。一応レシラムの初手ダイマも強かったりします。
ザシアン・白バドレックス
お互いの得意、不得意な範囲がかぶっている組み合わせです。地面タイプには白バドレックスが強く、岩タイプにはザシアンが強いという補完も一応ありますが、共に炎や鋼で止まりがち、黒バドレックスが重い、対ドラゴンなどはどちらも役割を持っているなど、戦いにくい側面も多いです。どちらも物理というのも難点。但し、共に対面性能が高く、誤魔化し性能も一級品であるため、対面構築的に戦っていくのが基本となりそうですね。
ザシアン・パルキア
ザシアンはドラゴンタイプやフェアリータイプに強くパルキアはカイオーガに後出しできる他、地面タイプや炎タイプ、一部の鋼タイプに結構強く出られます。黒バドレックスやザシアンなどきついポケモンは依然いるものの弱点の少なさゆえにメタモンを除き一般ポケモンに弱すぎないのは強みです。
ザシアン・ブラックキュレム
ブラックキュレムはランドロスなどに強く、ザシアンはウーラオスなどに強いです。ホワイトキュレムとの差別化は積み技やダイジェット、ダイナックルや火力のそこそこ出るダイホロウなどで出来そうです。対鋼性能は大分落ちていたりヌオーが重くなっていたりするのでブラックキュレムを使う明確な理由が欲しいです。初手ダイマなどではこちらを採用するのも十分にありかもです。
ザシアン・ミュウツー
構築として合わせやすいザシアンと、カスタマイズ性能がとても高いミュウツーの組み合わせです。共に素早さが高く、悪タイプにはザシアンが強く、ザシアンの苦手なランドロスやサンダー、炎タイプなどをミュウツーのカスタマイズで補っていくという形になりそうです。黒バドレックスには要注意です、両方の上から高火力で制圧してくるので。
ザシアン・レックウザ
ザシアン+ダイマエースの形で、ダイマエースとして最強のダイジェッターのレックウザを添えました。レックウザのs95というのが絶妙で、カイオーガやランドロスなどの上から殴れます。その一方でミミッキュやウーラオス、サンダーやイベルタルに上から殴られてしまいますが…。レックウザの強みは上から動いてくるダイジェッターには弱点を基本突かれない一方で技範囲の豊富さから相手の弱点をつける点でしょうか。また、特性エアロックのおかげで襷を持たせても天候で襷が潰れることはありません。
ザシアン・ソルガレオ
ザシアンと日食ネクロズマの組み合わせが行けるのであれば、という安直な発想です。ですが、物理で採用した場合はソルガレオは対鋼性能的で日食ネクロズマを上回ります。ソルガレオは実は特殊技もそれなりに豊富なので、ソルガレオで見たい相手が明確にいるのであれば、日食ネクロズマではなくこちらを採用するのも手かもです。
ザシアン・ルナアーラ
ザシアンでイベルタルや悪ウーラオスを、ルナアーラでザシアンの苦手な一般ポケモンを狩ります。同じタイプ黒バドレックスの方が火力、素早さで大きく上回っていますが一方でルナアーラは耐久力で大きく上回っており、草技はソーラービームのみではあるものの技範囲も非常に広いのでカスタマイズ性能も高いです。そのためピンポイント採用のゴースト技や悪技を相手が持っていてもこちらの技次第では十分勝てるという強みがあります。例えば対ランドロス用の氷技、対バンギラス用の格闘技、対悪ウーラオス用のフェアリー技、対ナットレイ用の炎技などです。ダイマックス適正もあり、ダイジェットやホウオウへの打点となるメテオビーム媒体のダイロックなど非常に強力で差別化も十分です。ザシアンルナアーラを使う時はどのポケモンを重く見るかでルナアーラの技構成を決めた方が良さそうです。
ザシアン・ギラティナオリジン
ドラゴン勢やフェアリー勢、悪タイプに強いザシアンと地面の一貫を切り、炎タイプやカイオーガ、グラードンなどに強いギラティナオリジンフォルム。努力値次第ですがかげうちを持っていれば非ダイマ時の黒バドレックスを倒すこともできます。メタモンにザシアンがコピーされるとまずいので何とかケアしたいところ。また電気の一貫も残っています。縦(=守り)の相性補完は優秀なのでサイクルは回しやすいです。ムゲンダイナやレシラムのようなザシアンがさほど有利ではないドラゴンタイプやなんだかんだ言いつつも黒バドレックスが重いです。
ザシアン・ギラティナ
オリジンの場合と異なりアナザーフォルムは耐性で劣る反面持ち物の自由度が高いのが強みです。自慢の耐久といえどダイマ無しで何度も伝説相手に後出しするのはきついのでギラティナで荒らしザシアンで一掃する形がベースになりそうです。ギラティナの苦手な悪ウーラオスやイベルタル、ゼルネアスにはザシアンが有利ですが黒バドレックスは共にきついので裏で処理したいです。
黒バドレックスやルナアーラ同様のザシアン+ゴースト・エスパーの組み合わせです。種族値のみでは他の二体との差別化は困難ですが岩技や地面技、炎技の技範囲を生かし、ザシアンが止まりうる炎タイプや鋼タイプに弱点をつけることは特筆すべき点です。素早さの遅さゆえメタモンにコピーされても比較的被害が少ないのもありがたいポイントです。
カイオーガ
ダイマ適正、非ダイマ時共に強力な伝説のポケモンです。これまでの環境でもかなり強力で、何人もの人が結果を残していますが、現環境はザシアンとの相性補完が高く評価され、対策必須ポケモン筆頭として君臨しています。貯水などで対策されている場合、それらのポケモンの多くは汎用性が低く、カイオーガが出てこなかった場合腐りやすいという見えない強みもあります。一方、ウオノラゴンがいるとそのままでも汎用性が高いことに加えてカイオーガの技はウオノラゴンに通りにくく、さらに迂闊に引くと雨補正の入った異次元の火力のエラがみを後続が受ける羽目になり、ワンパンされないというだけでも一苦労なレベルになるのでどう処理するかはカイオーガを使ううえで是非とも考えておくべきでしょう。
カイオーガ・ザシアン
(省略、ザシアンの章を参照)
カイオーガ・日食ネクロズマ
カイオーガが地面タイプや炎タイプを狩り、日食ネクロズマが草タイプやドラゴンタイプを受ける。相性補完には優れていますが意外と一貫するポケモンも多そうです。電気や地面、ディアルガやパルキアなどは二体だけで対処するのではなく、裏も絡めたいところ。
カイオーガ・イベルタル
カイオーガがイベルタルを受けに来る悪タイプなどに強いことが多くイベルタルは草タイプなどに強いです。電気タイプの一貫やザシアンやゼルネアスが重い点、ばんのうがさブラッキーなど両方の伝説のポケモンが止まりかねない相手などが気になります。また二体ともダイマックスせずとも強いもののダイマックスしたいポケモンなので悩ましい点です。
カイオーガ・ホウオウ
地面や岩に強いホウオウと草タイプに強いホウオウの組み合わせ。電気が一貫するという明確な弱点はあるもののお互いの性能が高く、強力な組み合わせです。裏には是非とも地面タイプを入れたいところ。基本選出の段階で地面タイプが残りの一枠に入るくらいでいいかもしれません。
カイオーガ・ムゲンダイナ
草タイプや電気タイプ、多くのドラゴンタイプにムゲンダイナが強く、氷タイプや地面タイプ、鋼タイプにカイオーガが強いです。カイオーガのダイマックス適正が高いことやカイオーガが苦手な悪ウーラオスやサンダーにムゲンダイナが強気に出られることも良いポイントです。カイオーガの天敵のウオノラゴンのエラがみをムゲンダイナは一応半減で受けられダイマックス砲などのドラゴン技で倒せますが雨補正が乗るうえダイマックスなどで耐久を底上げすることが出来ないので過信は禁物です。
カイオーガ・黒バドレックス
お互いポテンシャルの高いポケモン同士です。ザシアンに弱すぎないのも強力ですね。カイオーガのパワーであれば黒バドレックスを受けてくる多くのノーマル、悪タイプのポケモンを押しきれます。ギラティナや悪ウーラオスなどこの二体ではきつい相手、サンダーやイベルタルなど怪しい相手もいる点、さほど補完としては優れない点など欠点もあれど、誤魔化し性能が高いのはいいですね。
カイオーガ・ディアルガ
カイオーガが苦手な草タイプや電気タイプ、ドラゴンタイプの多くにディアルガが強くディアルガの苦手なグラードンにはカイオーガが有利を取れます。悪ウーラオスやイベルタル、黒バドレックスなど二体とも有利ではないポケモンも多いです。基本的に二体ともダイマックスを使いたいことが多いのでどちらかを拘りアイテム持ちにする、チョッキと珠をそれぞれ持たせたうえで汎用性を保つなどといったことを考えた方がいいかもしれません。
カイオーガ・ゼルネアス
カイオーガはゼルネアスが不利な炎タイプや鋼タイプに有利で、ゼルネアスは悪ウーラオスなどに強いです。補完としては微妙ですがポテンシャルは高いので、一般ポケモンの選び方が重要になってくると思います。ザシアンやディアルガなどがきつめなのでそのあたりもキーになりそうです。
カイオーガ・ジガルデ
カイオーガが苦手な電気タイプにジガルデが強くジガルデが苦手な天然勢などにカイオーガが強いです。一般的にジガルデが積み技をメインに戦うポケモンでカイオーガは壁貼りをするポケモンではなく回復技がないため後出しも何度も出来ないので、同時選出時は着地のタイミングが重要そうです。どちらのポケモンもダイマックスしたいのも難しいポイントです。
カイオーガ・ゼクロム
地面タイプ、ランドロスなどに強いカイオーガと草タイプや電気タイプに強いゼクロムの組み合わせです。ゼクロムは別に速い訳ではないためムゲンダイナやパルキアなどの速いドラゴンタイプは苦手です。黒バドレックスなどもつらい部類です。
カイオーガ・グラードン
カイオーガが苦手な電気タイプをグラードンが受け、グラードンの苦手なランドロスにはカイオーガが有利です。とはいえ草タイプが一貫しており、苦手なポケモンも結構多いです。ネタ的な組み合わせの域を出るか出ないかは怪しいラインです…。
カイオーガ・ルギア
電気が一貫するものの、補完はある程度とれています。カイオーガの苦手なムゲンダイナや草タイプにはルギアが強く、バンギラスなどのルギアのきついポケモンにはカイオーガが強いです。ルギアは積み技を使わないと火力が出にくいので着地のタイミングが課題です。耐久が異常に高いのであくまでクッションに徹するのも手ですがカイオーガの苦手なウオノラゴンの攻撃はさすがに結構キツいです。
カイオーガ・ホワイトキュレム
カイオーガの苦手な草タイプや電気タイプ、遅いドラゴン勢にホワイトキュレムが強く、ホワイトキュレムの苦手なバンギラスなどにはカイオーガが強いです。どちらも特殊ゆえラッキーなどで止まりうること、この二体ではザシアンが重いことなどが懸念点です。
カイオーガ・レシラム
カイオーガの苦手な草タイプや電気タイプにレシラムが強く、岩や地面などにはカイオーガが強いです。二体とも特殊であることの宿命でラッキーに弱いのと雨のせいでレシラムの炎技の威力が下がることが難点です。またムゲンダイナやパルキアなどの素早さの高いドラゴンが苦手なのはどうにかしたいです。
カイオーガ・白バドレックス
カイオーガが特殊、白バドレックスが物理で攻める。カイオーガの雨のおかげでバドレックスの炎技が等倍になります。炎タイプや鋼タイプに強いカイオーガと高い撃ち合い性能や草技を覚えることから貯水勢全般、ドラゴンタイプに強い白バドレックスです。このままでは少々ザシアンが不安なのでうまく対処したいところ。
カイオーガ・パルキア
雨下のパルキアの火力を押し付ける並びです。ネタかと思いきや弱点は一貫していないので悪くはない並びです。パルキアの素早さが100族であるおかげで多くの伝説竜の上から殴れるためカイオーガの技も一貫させやすいです。ムゲンダイナなどのパルキアより早い竜は大人しく裏で見ましょう。但し、どちらも耐性が少なく、耐久もやや物足りないのでサイクルは回しにくいです。特に物理耐久はどちらも物足りないのは困り者です…。
幅広い相手と戦えるカイオーガに、草や電気、中速の伝説のドラゴンタイプに強いブラックキュレムです。サンダーや悪ウーラオス、ゼルネアスやザシアンなど二体が一貫してしまう相手は多いので、丁寧に裏のポケモンで処理する必要があります。
カイオーガ・ミュウツー
制圧力の高いカイオーガとカスタマイズ性能の高いミュウツーの組み合わせです。ミュウツーに氷技などを搭載すればカイオーガの苦手なドラゴン勢とも最低限戦えますし、ドラゴン勢の中でトップクラスに厄介なムゲンダイナ相手には同速ではあるものの非常に有利を取れます。ミュウツーの苦手な悪タイプにはイベルタルや悪ウーラオスなどきつい相手もいるもののバンギラスやガオガエンなどにはカイオーガが強いです。鋼タイプ相手にも等倍で押していけるのも強力です。
カイオーガ・レックウザ
並び的には所謂レックオーガですがゲンシカイキもメガシンカも今は無いため昔のような補完がある訳ではありません。基本的にはカイオーガを通す動きで障害になるポケモンをレックウザで排除するというムーブです。レックウザは神速のおかげで先制技の撃ち合いに強いためイベルタルやザシアンといった強力なポケモンを牽制出来るのは大きいです。ゼルネアスにも圧を与えられるのもグッド。対面構築的な組み合わせゆえ、相手にうまく合わせられるときつい戦いを強いられてしまいます。
基本はカイオーガ日食ネクロズマの時と同じですが、ソルガレオになったことでナットレイで止まりにくい、ディアルガなどの上から殴れるといった特徴があります。但し、火力が微妙に足りない、特性がプリズムアーマーでなくなるので種族値のゴリ押しがしずらくタイプ相性を受けやすくなるといったデメリットも目立ちます。パーティには電気の一貫を切れる地面タイプや、パルキアやガブリアス、ドラパルトといった両者ではきついドラゴンタイプなどを対策できるフェアリータイプなどを入れたいところです。
カスタマイズ性能の高いルナアーラとバンギラスやガオガエンなどに強いカイオーガの組み合わせです。悪ウーラオスやイベルタル、黒バドレックスなどがきついですが、苦手な相手以外には有利に戦っていけるポテンシャルを持ち合わせています。しかし、特に物理イベルタルはとても苦手な相手。どちらの伝説も貫かれてしまいます。
カイオーガ・ザマゼンタ
よくある組み合わせのザシアンがザマゼンタになりました。ザシアンに比べてクッション性能が高いのでカイオーガへの負荷を減らすことができます。ただザマゼンタの攻撃性能の低さは異常で、伝説では明確に有利のとれる相手がほぼいないため、ザシオーガほどのキル性能はありません。
カイオーガ・月食ネクロズマ
対面性能の高いカイオーガをメインに添えた構築です。月食ネクロズマはルナアーラよりも相手の弱点をつきにくいうえ、メタモンなどを無視すれば単純なアタッカーとしての性能は同タイプの黒バドレックスに大きく劣るため、独特なサブウェポンを生かしたいところです。ドラゴン技を入れて等倍範囲を広げ、カイオーガの苦手な竜に一定以上のけずりを見込む、地面技を入れてディアルガとのダイマックスの撃ち合いを有利に進める、岩技や炎技や草技を入れてカイオーガの苦手とする相手、サンダーやナットレイやトリトドンなどとの殴り合いを有利に進めるなどでしょうか。裏のポケモン達と合わせ、どのポケモンを明確に見たいかをはっきりすることが望ましいように思われます。イベルタルや悪ウーラオスが特に苦手なので裏にはサンダーなどのこれらのポケモンに強めな強力なポケモンが是非とも欲しいところです。
日食ネクロズマ
ダイマックスと合わせればザシアンに有利な貴重な伝説ポケモン。火力、耐久、耐性どれも優秀で、素早さも積み技やトリックルームなどで補えます。カイオーガやホウオウ、グラードンやイベルタル、黒バドレックスなどが苦手であるものの対一般ポケモン性能も高いのがポイントです。但しウーラオスは天敵であるので他のポケモンでケアしたいですね。
日食ネクロズマ・ザシアン
(省略、ザシアンの章を参照)
(省略、カイオーガの章を参照)
日食ネクロズマ構築の代表格の組み合わせですね。サイクル性能、崩し性能ともに高い二体の組み合わせです。黒バドレックスや悪ウーラオスに分かりやすく強いイベルタルとザシアンやゼルネアスに強気に出られる日食ネクロズマです。悪タイプの受けポケモンで両方止まる、カイオーガに受け出しできないなど不安な点もありますが、強力な二体です。
日食ネクロズマ・ホウオウ
ウツロイドを初めとする岩タイプに強い日食ネクロズマとイベルタルや黒バドレックス、鋼タイプに強気に出られるホウオウ。カイオーガやランドロス、ストーンエッジ持ち悪ウーラオスなど一貫する相手も少なからずいるので裏でうまくケアしたいですが、共にサイクル適正が高く、優秀な組み合わせです。
日食ネクロズマ・ムゲンダイナ
地面タイプが一貫してしまいますが、他はかなり優秀な組み合わせです。カイオーガや悪ウーラオス、炎タイプなどにはムゲンダイナが強く、日食ネクロズマはエスパータイプや氷タイプに強いです。黒バドレックスやヒードランなども重くなりうるので日食ネクロズマに地面技を仕込む、一般枠にポリゴン2を採用するといったことが必要になってきます。
日食ネクロズマ・ディアルガ
弱点やきつい相手が被っている組み合わせです。いかし、鋼タイプの優秀な耐性を共に持っているうえ、ザシアンに強い日食ネクロズマとカイオーガに強いディアルガと、ザシオーガに対して強力なにらみを効かせられます。共にきつい相手は悪ウーラオス、イベルタル、黒バドレックス、ランドロス…と多く、これらのポケモンの対策がパーティを組む上で最優先課題になりそうですね。
日食ネクロズマ・ゼルネアス
ザシアンやムゲンダイナに強い日食ネクロズマと黒バドレックスやイベルタルに強いゼルネアス。カイオーガやグラードンなど一貫するポケモンもいますが、相性補完が高い組み合わせです。ホウオウやギルガルド、ヌケニンなど厄介な相手も多いですが積みサイクルのようなことも出来たりします。
日食ネクロズマ・ジガルデ
ゼルネアスや白バドレックスなどは日食ネクロズマが、ホウオウなどにはジガルデが強いです。どちらもザシアンとそこそこ以上戦えるのが強みです。一方でカイオーガやグラードン、黒バドレックスなどは少々戦いずらい相手になりそうです。ジガルデはダイマ適正が高く特性の性質も相まってダイマを積極的に切りたいポケモンなので、間接的に日食ネクロズマがダイマを切りずらくなっているのは惜しいところです。
日食ネクロズマがフェアリーや氷に強く、ゼクロムはカイオーガや炎タイプに強いです。またイベルタルにも弱点をつけるので圧をかけることはできます、殴り負けることもありますが。地面が一貫しており、黒バドレックスなど一貫している伝説のポケモンもいるので一般ポケモンで対策しておきたいです。
日食ネクロズマはザシアンやゼルネアスに強く、ホワイトキュレムは地面タイプに弱点をつけ、カイオーガやグラードンなどにも強めです。但しエースバーンやドラパルトなどが苦手であり、さらに厄介なのが悪ウーラオスです。対策しないと伝説のポケモンの相手をする前にボコボコにされてしまうので一般ポケモンでしっかり対策しましょう。
日食ネクロズマが苦手なグラードンやカイオーガにはパルキアが強く、ホウオウなどにも技構成によってはパルキアが抗えます、五分程度ですが。日食ネクロズマはというとザシアンやゼルネアスに強いのがグッドです。どちらもダイマを切っても切らなくても強めなのが良いですね。パルキアが他のドラゴンタイプの伝説と違って良いのはランドロスやウーラオス、イベルタルなどの上が取れ、サンダーとも同速勝負が出来るのが偉いです。もっと評価されても良い気がしますが…。
悪ウーラオスが一貫するのが致命的ですが、ザシアンに強い日食ネクロズマとカイオーガに強いブラックキュレム、補完は優秀です。ホワイトキュレムと比べブラックキュレムはホウオウにやや強いのはありがたいですが、二体とも物理になってしまうことのデメリットも大きいです。また、ダイマックスをどちらかには切れないというのも辛いところです。
ザシアンやムゲンダイナ、ゼルネアスに日食ネクロズマが強く、レックウザは最強のダイジェット使いです。技範囲が広く火力も高いレックウザであれば
、削れた相手を一掃出来るかもしれません。ザシアンの相手をする際は、地面技は物理と特殊の両方ありますが、炎技を採用する場合は特殊しかないことに注意して下さい。炎の牙すら覚えません。Vジェネレート返して下さい……。竜の舞やダイナックルと組み合わせられる物理か広い技範囲が魅力的な特殊か、どちらにするかが問題です。
日食ネクロズマ・ザマゼンタ
ザマゼンタが黒バドレックスやイベルタルに一矢を報いることができることを買った組み合わせです。地面や炎は一貫しますし、カイオーガやサンダーといった水や電気も重いですが、組み合わせとしてはありなのではないでしょうか。誤魔化し性能は高いので裏次第では十分戦えるポテンシャルはあるような気がします。
ゴーストや悪が一貫する組み合わせですが、ザシアンに日食ネクロズマが強く、カイオーガやグラードンにはギラティナが強いです。黒バドレックス相手にも影うちで牽制できるのは良いことです。悪やゴーストは裏で対策しましょう。特に悪ウーラオスやイベルタル、黒バドレックスはしっかり意識すべきです。
イベルタル
強力なダイジェットエース。物理特殊型共に強力なポケモンで非ダイマ時でも強いポケモンです。悪ウーラオスに強く、誤魔化し性能も優秀です。サンダーやザシアンに弱いのが最大にして致命的な弱みですが、それ以外はかなり優秀です。ゼルネアスやホウオウも重いですが。
イベルタル・ザシアン
(省略、ザシアンの章を参照)
イベルタル・日食ネクロズマ
(省略、日食ネクロズマの章を参照)
イベルタル・ホウオウ
ホウオウはゼルネアスやザシアンなどに強めに出られ、イベルタルであればグラードンなどのホウオウの苦手なポケモンに強いです。二体ともダイマせずとも強いダイジェッターでありポテンシャルは非常に高いですが、やはり岩と電気の一貫は気になります。バンギラスやゼクロムなどは戦いずらい相手ですね。
イベルタル・ムゲンダイナ
ダイマエースのイベルタルと多くの一般ポケモンに有利を取れるムゲンダイナの組み合わせです。フェアリータイプや電気タイプにムゲンダイナが、エスパータイプにイベルタルが強く出られます。こおりタイプが一貫している点、ザシアンやゼルネアスが重い点などが気になりますが、誤魔化し性能が高いのが魅力的です。
イベルタル・黒バドレックス
強力な一貫性を持つイベルタルと黒バドレックスの組み合わせです。明らかに悪タイプがきつそうなのとゼルネアスがきつい点、カイオーガなどが一貫する点は裏でなんとかしましょう。止まる相手が似ているとはいえ一貫性の高さは共に一級品なのでポテンシャルは高いです。構築の完成度次第では化けるかもですね。
イベルタル・ディアルガ
イベルタルは黒バドレックスなどに強く、ウーラオスも牽制出来ます。一方でディアルガはサンダーやカイオーガに非常に強いです。ディアルガは強力な組み合わせであるザシオーガを一体で崩せうるとはいえ、少しザシアンが怪しいのは懸念事項です。この組み合わせは一貫してきつい相手が少ないのが強みです。ゼルネアスやカプ・レヒレなどが面倒なのでどうにかしておきましょう。
イベルタル・ゼルネアス
カロス伝説ペアですね。共にザシアンに弱いので強いのか、と思うかもしれませんが多くの伝説に強いポケモン同士なので強いです。日食ネクロズマなどにはイベルタルが強いですし、ホワイトキュレムなどにはゼルネアスが強いと補完も一応取れてます。特に意識するべきなのはザシアンとホウオウでしょうか。ムゲンダイナやカイオーガなども面倒です。きちんと裏で対策しましょう。
イベルタル・ジガルデ
フェアリーや氷の一貫が気になりますが、サンダーに強いジガルデとヌオーなどに強いイベルタルの組み合わせです。ポテンシャルは非常に高く、攻めの相性補完も優秀なのでどうにかしてこの一貫するタイプを対策したい…のですが、ザシアンやゼルネアス、キュレムやヒヒダルマなど一筋縄ではいかないポケモンばかりなので難しいところですね。
イベルタル・ゼクロム
ザシアンもゼルネアスも重いですが、サンダーに非常に強いゼクロムとグラードンや黒バドレックス、ランドロスなどに一泡吹かせられるイベルタルの組み合わせです。イベルタル+ドラゴンの宿命としてフェアリーと氷の一貫が厄介で、特に環境トップのザシアンが憎いです。どちらもザシアンを倒す手段を持ち合わせることが唯一の救いですね…。
古より伝わるイベルタルグラードン。黒バドレックスやラティアス、クレセリアなどに強いイベルタルと電気やホウオウ、バンギラスに強いグラードンです。氷が一貫する、ゼルネアスやイベルタルが重い、カプ・レヒレが面倒などの点は気になりますが、攻撃性能の補完はかなり高いです。
イベルタル・ルギア
見た目上は飛行タイプの弱点が丸被りしていますが、エスパーやゴーストにイベルタルが強い、ゼルネアスなどの特殊勢をルギアが牽制できると最低限の補完は取れていそうです。ザシアンも重いのでどうにかしたいです。ルギアの技範囲内は広いので誰をルギアで見るか、どの技を採用するかが重要になります。
イベルタル・レシラム
他のドラゴン勢とは違い、レシラムであればザシアンと5分程度にはやりあえます。但しゼルネアスは重いままですが。ホウオウやカプ・レヒレ、バンギラスなど一貫して重いポケモンはいるものの、裏で対応出来る程度には少ないのが救いです。但し、ドラゴン勢であるにも関わらず、レシラムはカイオーガに有利を取れません。
イベルタル・白バドレックス
対面性能の高い白バドレックスと、ゴーストやエスパーに強いイベルタルの組み合わせです。ザシアンが非常に重いのは対策必須事項ですが、多くの伝説相手とやりあえます。ホウオウなどの数値とタイプを兼ね備えたポケモン、ガオガエンなどの悪タイプも相手をしていて面倒くさいのでしっかり裏で牽制しましょう。
ミュウツーのカスタマイズ性能の高さを通し、どうしようもない相手、黒バドレックスなどに対してはイベルタルが刺さります。イベルタルはザシアンがきついので特殊イベルタルなりミュウツーのカスタマイズなりで対策したいです。他にもどのような型を採用するかが肝になります。
イベルタルと日食ネクロズマの組み合わせのソルガレオバージョン。悪タイプで止まるという難点は相変わらずですが素早さが上がったことや炎技を覚えること、特性を無視すればこちらの方が総合耐久が上回っているなどの差別化点を重視したいのであれば十分選択肢に入ってきます。例えばカイオーガの上を取れるようになったこと、特殊耐久が上がったことなどで対カイオーガ性能は大幅に向上し、技構成によっては五分以上で戦えることも。
イベルタルはルナアーラの苦手な黒バドレックスや悪ウーラオスに有利が取れ、ルナアーラは特性と合わせて特殊全般、ゼルネアスやカプ・レヒレなどに弱くありません。止まるポケモンは同じであったり誤魔化せるだけでゴリ押されるなどの問題もありますが。
イベルタル・ザマゼンタ
イベルタルザシアンの派生。サイクルが回しやすい、メタモンに崩されにくいといった強みがあります。ザシアンやサンダーが重い、派生元と比べポテンシャルは大きく下がるというデメリットがつくのが悩みどころです。
イベルタル・月食ネクロズマ
イベルタルとゴーストエスパーの組み合わせですね。他のゴーストエスパー勢ではなく月食ネクロズマを採用するメリットは、ザシアンやホウオウ、ゼルネアスに弱点をつけることです。その上で、タイプ一致技や補助技を含めどの技を採用するか、これが重要です。
ホウオウ
誤魔化し性能が非常に高いポケモン。岩技の有無で有利不利が逆転してしまうものの、多くの伝説ポケモン、一般ポケモンに有利が取れます。ディアルガなどの不利対面が少ないポケモンにも有利が取れるという強みもあります。但し岩四倍が本当に致命的で、有利対面と思いきや思わぬサブウェポンで崩されることも。
ホウオウ・ザシアン
(省略、ザシアンの章を参照)
ホウオウ・カイオーガ
(省略、カイオーガの章を参照)
ホウオウ・日食ネクロズマ
(省略、日食ネクロズマの章を参照)
ホウオウ・ムゲンダイナ
誤魔化し性能がお互い高く強力な組み合わせです。バンギラスやランドロスなどのポケモンがお互いに苦手ではありますが、様々な一般・伝説ポケモンに五分以上を取れることが魅力です。但し、バンギラスもランドロスも採用されることが多いポケモンゆえ、これらの一般ポケモンのせいで伝説ポケモンを見ることが出来ない事態に陥ってしまうと厄介です。またワイボザシアンやグラードンに崩されうるのは怖いところです。
ホウオウ・黒バドレックス
お互いザシアンに弱くない組み合わせであり、物理特殊のバランスも良いです。バンギラスやポリゴン2のような数値と耐性を合わせ持つポケモンにはどちらも止まりかねません。またドラゴンタイプがいないのでカイオーガもやや重めです。黒バドレックスの一貫性があればランドロスやサンダーを上から高火力で牽制できるのは強いですが、ダイジェットで素早さが逆転したら話は変わります。要注意ですね。
ホウオウ・ディアルガ
相性補完にかなり優れた組み合わせです。お互いの弱点を全て補えるのは非常に魅力的ですね。さらにイベルタルや黒バドレックスはホウオウが受けブラックキュレムやゼクロムはディアルガが受けるといった数値受けも可能。加えてポテンシャルもお互い高いのでカスタマイズ性能も高いです。但しランドロスやウーラオスなどが岩技を持っていると途端にどちらも崩されうるので要注意。
ホウオウ・ゼルネアス
ホウオウは鋼タイプに有利が取れ、ゼルネアスはバンギラスやジガルデに強いです。どちらも特殊に厚い組み合わせですが物理には薄めなのでどうにかしたいです。イベルタルや黒バドレックスには厚めなのは評価点ですね。
ホウオウ・ジガルデ
岩タイプや電気タイプ、物理全般に強いジガルデとゼルネアスやザシアン、特殊全般に強いホウオウです。ムゲンダイナやカイオーガ、ゼクロムやドラパルトなどはまだ不安なので裏でどうにかしたいです。どちらも受けル適正もありますが扱いが難しいのは難点です…。
ホウオウ・ゼクロム
カイオーガやサンダーなどに強いゼクロムと地面の一貫を切れるホウオウです。ホウオウは特殊方面に、ゼクロムは物理方面に厚いのは強いです。但しランドロスが非常にきついです。またザシアンや黒バドレックスなども少し辛いところがあります。サイクルが回しやすいのはグッドですね。
ホウオウ・グラードン
岩タイプや電気タイプにグラードンが強く、イベルタルや黒バドレックスのようなグラードンが崩されうる特殊伝説にはホウオウが強いです。晴れの恩恵もしっかり乗れます。但しランドロスがどちらもきつい。水の一貫やエースバーンなども気になるところ。
ホウオウ・ホワイトキュレム
ホワイトキュレムが地面タイプやカイオーガに強く、ザシアンや日食ネクロズマをホウオウが牽制します。ザシアンがワイルドボルトを持っていると話が変わってしまううえ、岩の一貫が著しく、ステルスロックを撒かれただけでぐちゃぐちゃにされるのは考えものですが。
ホウオウ・白バドレックス
ホウオウで鋼を、白バドレックスで地面を見る組み合わせです。白バドレックスはカイオーガに強め、ホウオウはイベルタルや黒バドレックスに強めと数値による誤魔化しによる補完もあります。但し、岩の一貫が凄まじいうえ、補完も数値による強引なぼかしに頼ったところも大きく、サイクルが回しずらいため、対面的な動きになりがちです。
ホウオウ・パルキア
ホウオウがゼルネアスやザシアンに有利で、パルキアは地面タイプや岩タイプの多くに有利が取れます。ガブリアスやドラパルトなど一貫するポケモンもいるので裏で対策しましょう。また、ザシアンをホウオウで一任するのは危険です、ワイルドボルトを持っているのかもしれないので。
ホウオウ・ブラックキュレム
ホウオウ+氷の組み合わせで、補完に優れるものの岩が一貫するというのは他と同じです。他の氷伝説と違い、ブラックキュレムは天地がひっくり返っても基本ザシアンに勝てないため、ワイルドボルト持ちのザシアンは相当にきついです。そこら辺も踏まえて、他の氷勢ではなくブラックキュレムをわざわざ採用する意味を見出だしたいです。
ホウオウ・ミュウツー
黒バドレックスやイベルタルにホウオウが強めなので、ミュウツーのカスタマイズ性能を生かしやすいです。ホウオウ苦手な地面タイプに強い氷技などを採用したいところ。バンギラスなどは苦手なので格闘技などで牽制するのもよいですね。だからと言って勝てるとは限らないのがあのポケモンの厄介なところですが。
ホウオウ・ソルガレオ
基本的にはホウオウ日食ネクロズマと同じです。ザシアンを強く見られる組み合わせですね。鋼タイプはホウオウが有利を取れるので炎技を使えるというソルガレオのアドバンテージは少ないですが、カイオーガに対して最低限抗えるのは相方がホウオウであることを考えるとその点は評価できそうです。
ホウオウ・ルナアーラ
ホウオウ、ルナアーラともに汎用性が高く、多くのポケモンと相手することが出来ます。反面、明確な役割を持たせずらく、過労死するリスクも多分にあります。バンギラスやポリゴン2がきついのも問題です。単純なアタッカーであればルナアーラではなく黒バドレックスを採用した方が明らかに強いので、ダイマ適正の高さ、ホウオウが不利をとるポケモンに合わせたカスタマイズなどで差別化したいところですね。
ホウオウ・ザマゼンタ
ホウオウが特殊に、ザマゼンタが物理に強い組み合わせです。カイオーガやザシアン、ランドロスなど一貫する相手も多くいるのが難しいポイントです。岩タイプにはザマゼンタが強いですし、ゼクロムなどとも比較的有利に戦えます。ホウオウはレシラムなどに強めです。補完としては物足りない点も大きいので、どちらかを採用した際にこの組み合わせもありか程度に考えた方がいいのかもしれません…。
ホウオウ・ギラティナオリジン
ホウオウの対ゼルネアス、イベルタル、黒バドレックス性能の高さとギラティナオリジンフォルムの対ランドロス、グラードン、カイオーガ、サンダー性能の高さゆえ補完としてはありです。ホウオウの受けは数値によるところが大きいですが、再生力込みで受けが可能となっています。ザシアンなどはきついので注意しましょう。ウーラオスもきついです。
ホウオウ・ギラティナアナザー
耐久の高いギラティナアナザーフォルムとサイクルなどを駆使して戦うホウオウの組み合わせです。地面が重い、ザシアンが重いなどの問題はありますが、耐久力を生かしてTODなどに持ち込みたいところですが果たして狙い通りにいくかどうか。ギラティナはダイマに大分依存してしまいがちなのが難しいです、ホウオウもダイマを切りたいので。
ホウオウ・月食ネクロズマ
メタモンに比較的強めな組み合わせです。どちらもダイマ、非ダイマ共に割と戦えます。バンギラスなどはかなり苦手ですが。月食ネクロズマの技範囲はコピーされたホウオウや強力な相手であるザシアンなどに刺さりますが、果たして他のゴーストエスパー勢を差し置いてまで使う意味があるのか…。ホウオウの苦手な地面タイプに別に強くもないのも悩みどころです。
ムゲンダイナ
ダイマックスが使えないというデメリットは非常に大きいですが、高速・良耐性・高耐久・高火力と全く隙がないことからウーラオスやサンダー、ポリゴン2などの多くの一般ポケモンに有利が取れます。但しドラパルトや地面タイプには不利をとってしまう、ヒードランが厄介などのデメリットも少なからずあります。そこをどうにかしたいところ。また、今の環境での最大のネックはザシアンと黒バドレックスに弱いところ。
ムゲンダイナ・ザシアン
(省略、ザシアンの章を参照)
ムゲンダイナ・日食ネクロズマ
(省略、日食ネクロズマの章を参照)
ムゲンダイナ・ホウオウ
(省略、ホウオウの章を参照)
ムゲンダイナ・黒バドレックス
ムゲンダイナはゼルネアスや悪ウーラオス、ポリゴン2の対策になり、黒バドレックスはエスパータイプやザシアン、グラードンなどに強いです。黒バドレックスがメタモンにコピーされると厄介、バンギラスで両方止まるなどの問題が生じるのでどう裏で対策するかがポイントです。
ムゲンダイナ・ディアルガ
地面の一貫する組み合わせなので、怪しいところもありますが、お互いドラゴンには強めのドラゴンなのでそのあたりは噛み合いが良いですが、ランドロスなどの地面やヒードランなどはきつめです。ディアルガの技次第でどうにかならんこともないですが。カイオーガに対して選出を抑制できるレベルで強いのは非常に強力です。また、ムゲンダイナの苦手とするエスパー勢にはディアルガが強めなのは嬉しいです。
ムゲンダイナ・ゼルネアス
どちらもヒードランや日食ネクロズマが苦手ですが、黒バドレックスにゼルネアスが強めで、炎タイプや毒タイプにはムゲンダイナが強めです。どちらも対伝説では強めなのでそれは嬉しいです。ザシアンが重めなので裏で対策しましょう。
ムゲンダイナ・ジガルデ
ドラゴン勢に強めのムゲンダイナと、ランドロスヒードランなどに強めのジガルデです。こおりがすこぶる一貫しますが、ザシアンにも弱すぎなかったり十分戦えるスペックがあります。タイプの偏りによる不都合は裏でなんとかしましょう。
ムゲンダイナ・グラードン
カイオーガに強めなムゲンダイナとザシアンやヒードランなどに強めなグラードンの組み合わせです。黒バドレックスやミュウツーなどは結構重いですが、強力な組み合わせであるオーガザシアンに強めなのが評価点です。
ムゲンダイナ・ルギア
共に素早さの早めのポケモンであり、地面にはルギアがそこそこ強く、地面技があればヒードランなどにも有利を取れます。ドラパルトやザシアン、黒バドレックスなどの上から弱点をついてくるポケモンやバンギラスのような高い特殊耐久を持つポケモンに対しては大きく不利をとってしまいます。強力な並びであるザシイベルやザシ黒バドが重いのが非常に気がかりです。
ムゲンダイナ・ホワイトキュレム
ホワイトキュレムが地面に強く、ムゲンダイナはフェアリーやドラゴンに強めで、ウーラオスにも強いです。ホワイトキュレムはこおりタイプに対して強めのドラゴンです。但し、ドラゴンタイプをどちらも持つというのはやはり扱いにくい点です。ザシアンやドラパルトといったポケモンが重たいです。
ムゲンダイナ・白バドレックス
ムゲンダイナの苦手な地面タイプに白バドレックスが強いです。白バドレックスに強い悪ウーラオスはムゲンダイナで見られます。しかし、黒バドレックスやザシアン、イベルタルが重い組み合わせであるので、今の環境では辛いかもしれません。
ムゲンダイナ・パルキア
地面タイプに強いパルキアとドラゴンやフェアリーに強めのムゲンダイナです。イベルタルや黒バドレックスに対し、パルキアがそこまで不利を取らないのは強みですが、それらのポケモンがこの組み合わせでは重いことは変わりないです。また、ザシアンやドラパルトが重い組み合わせでもあります。
ムゲンダイナ・ブラックキュレム
ムゲンダイナ+地面に強い伝説の組み合わせであり、物理特殊のバランスも良好です。ですが、ザシアンに手も足も出ないブラックキュレムを使う関係上、ムゲンダイナはザシアンを意識した構成にしたいです。また、黒バドレックスなども辛いので、ブラックキュレムにはゴースト技や悪技を仕込むのも十分ありです。どちらもきつい日食ネクロズマなどへの最低限の打点にもなりますが、打ち合いは勝ち目が薄いので控えましょう。
ムゲンダイナ・ミュウツー
ムゲンダイナの対一般ポケモン性能とミュウツーのカスタマイズ性能で相手を制圧する組み合わせです。地面やエスパー、ヒードランを意識してミュウツーのカスタマイズをしたいところですが、ザシアン、黒バドレックス、イベルタルといったポケモンを苦手とするのが辛いところです。これらのポケモンは数が多く、組み合わせとしてもよくあるものなのでなかなか難しい問題です。
ムゲンダイナ・レックウザ
地面タイプにレックウザが強いため、ムゲンダイナの組み合わせとしてはありではあります。ザシアンにレックウザが勝ちうるのは強みです。但し、その場合はレックウザのダイマ適正が下がってしまうので、一般ポケモンでダイマックスを切りがちになってしまうことが弱いです。
ムゲンダイナ・ソルガレオ
ムゲンダイナが悪ウーラオスやサンダーに強く、ソルガレオはザシアンやムゲンダイナに強いです。黒バドレックスがきついのと地面が一貫することが気がかりなので、裏で対策しておきましょう。
ムゲンダイナ・ルナアーラ
ムゲンダイナは一般ポケモン全体に強く、ルナアーラは高い耐久とカスタマイズ性能を兼ね備えます。黒バドレックスやイベルタル、ザシアンはきついものの、対地面や対エスパー、対毒などはルナアーラが割とやっていけます。
ムゲンダイナ・ギラティナオリジン
黒バドレックスに対してギラティナオリジンフォルムが影うちで縛ることが出来るため、悪ウーラオスに強いムゲンダイナとの組み合わせが可能です。地面の一貫をギラティナが切れるのも特徴の一つです。ザシアンが重めなので気をつけましょう。
ムゲンダイナ・ギラティナアナザー
ギラティナのフォルムがアナザーになったことで、耐久力やカスタマイズ性能が向上しました。但し、黒バドレックスを基本的にかげうちでワンパン出来なくなった点や地面の一貫を失った点はかなりきついです。わざわざアナザーフォルムを使う意味が欲しいです。
ムゲンダイナ・月食ネクロズマ
地面打点を月食ネクロズマが持てることでヒードランに強いのがポイントです。ザシアンの打点にもなります。ダイマックスをすれば達人の帯を持たせるなどすることでザシアンをダイアースでワンパン可能です。他にもエスパーや毒などムゲンダイナの苦手なタイプに強いことが多い月食ネクロズマは割とありな組み合わせです。但し、黒バドレックスやバンギラスが重いのは要注意です。
黒バドレックス
最速の伝説ポケモン。高速高火力を相手に押し付けられるので対面性能の高いグラードンやディアルガなどにも負荷を与えられるのは非常に強いですが、反面、悪タイプやノーマルタイプの一般ポケモンに不利を取ってしまうことが厄介。対策の厚さが刺さり具合を大きく作用するポケモンといえます。またメタモンにコピーされると非常に大変です。こうなってくると逆に一般ポケモンで止まりうるという性質が救いになってきます、どこぞの剣の王と比べると。
黒バドレックス・ゼルネアス
ザシアンやどくタイプに強い黒バドレックスとイベルタルなどの悪タイプに強いゼルネアスの組み合わせです。両方特殊ですがサイコショックなどにより特殊受けも崩せたりします。但しナットレイやギルガルドなど一部きつい相手が被っているのでサブウェポンや裏で何とかしておきたいですね。黒バドレックスが両壁貼れたりするのでサイクルの途中などで壁を貼り、ゼルネアスがジオコントロールを積んで全抜きするというムーブも強そうです。
黒バドレックス・ザマゼンタ
ザシアンに強く高い特攻や素早さから多くのポケモンと撃ち合える黒バドレックスと悪タイプに強め(但し悪ウーラオスや特殊イベルタル相手には安定しませんが)なザマゼンタです。メタモン対策を黒バドレックスの分のみを主に考えれば良いのが評価点。どちらも一般ポケモンなどでなんだかんだ止まりやすかったりするのが難点ですね。スカーフ持ちなども厳しいです。
ディアルガ
伝説のポケモンの中でもトップクラスの対面性能を誇るポケモンです。苦手なタイプに対してもふぶきなどのサブウェポンを持つことで抗っていくことができます。ダイマ性能が著しく高く、サイクル適正も備わっています。最大の課題はどの技を持つか、どのように努力値を振るかで、これにより有利不利やサイクル適正の有無も変わってくることです。
ゼルネアス
最強クラスの積み技であるジオコントロールを使えるのが最大の強みのポケモンです。イベルタルと同じ種族値ゆえジオコントロールを使わずとも火力や耐久、素早さがあったりします。多いのは壁貼りと組み合わせることですが読まれやすいのは問題です。特殊相手にはジオコントロールで受け、物理相手は特殊耐久が低いことが多いのでジオコントロールで上げた特攻で殴っていくというのが強いです。
ゼルネアス・グラードン
古きよきグラゼルネ。じめんとフェアリーの補完の良さゆえに優秀な補完を誇ります。原始回帰が没収されたので炎タイプや水タイプ、草タイプや氷タイプが一貫するようになってしまいましたが。それでもなおゼルネアスがイベルタルや黒バドレックスに強くグラードンがザシアンやムゲンダイナ、ホウオウに強いと補完はかなり良好です。どちらも耐性がさほど多くなく高速回復技もないのであまりサイクル向きではないのは難点ですが。
ゼルネアス・ソルガレオ
イベルタルや悪ウーラオスに強いゼルネアスとムゲンダイナやザシアンに強いソルガレオです。相方がゼルネアスの場合、鋼タイプで止まりがちであるため日食ネクロズマではなく炎技を覚えるソルガレオを採用するメリットは十分あります。ソルガレオはじしんやインファイトも覚えるので鋼タイプ全般に対して強めです。この二体ではホウオウが重いのでゼルネアスやソルガレオに岩雪崩を仕込むのはありかもしれません。
ゼルネアス・ルナアーラ
悪タイプに強いゼルネアスと特殊全般、ドヒドイデやムゲンダイナなどに強いルナアーラです。耐久が高いルナアーラであればゼルネアスの苦手なホウオウとそこそこ撃ち合えます。しかしザシアンはどちらもきついので要注意ですね…。
ジガルデ
一見どの伝説ポケモンにも有利は取れなさそうですが優秀な専用技やフォルムチェンジ後の異常なまでの高さの耐久、積み技の存在により多くのポケモンと戦える性能を誇ります。また優秀な麻痺撒き技であるへびにらみも覚えるため積み技を積みやすいというのもグッドポイントです。逆にカプ・レヒレなどの状態異常をキャンセルしてくるポケモンに対しては積みにくいためサイクルを回さざるを得ないというのは悩みどころです。
ゼクロム
強力な技範囲であるドラゴンタイプとでんきタイプの打点を持ち、ダイジェットや一応ダイナックルも使えるため初手ダイマ適正が高いです。但しどちらのタイプも無効化されうるという点、単純なダイマ時の火力や電気技の打点ではパッチラゴンに劣る点は懸念した方がいいかもしれません。ドラゴンタイプの耐性を殺していないため優秀な耐性を持っているので実はサイクル適正も結構あります。また、龍の舞を覚えるため積みアタッカーとしての素質もあります。ザシアンやムゲンダイナに弱いのも困り者です。
グラードン
最強の対面性能を誇るポケモンです。晴れ、ダイマ適正、技範囲などにより持ち物によってはほとんどどのポケモンにも勝ちうる性能を持ち合わせます。では最強ポケモンかというとそういう訳ではありません。地面タイプがゆえの耐性の少なさ、素早さの遅さ、タイプ一致技の一貫はそこまで高くはない点、回復技が無い点、ダイジェットを覚えない点、物理技主体なので威嚇で誤魔化されてしまう点などがゆえに過労死してしまいがちなのが課題です。また晴れさせてしまう一方で炎技は等倍で受けてしまうのでエースバーンのキョダイカキュウやシャンデラのオーバーヒートなどでも手痛いダメージを負ってしまいます。弱点をつけるからと突っ込むと手痛い半減を食らいうることに注意しましょう。
グラードン・レシラム
ゴリランダーなどに強いレシラムとホウオウなどに強いグラードンの組み合わせです。晴れの補正がレシラムに乗るのは良いですね。但しランドロスやカイオーガ、パルキアなど重いポケモンは多いですがザシアンに強く出られる点は優秀。
グラードン・ホワイトキュレム
グラードンはザシアンやムゲンダイナに強く、ホワイトキュレムはゴリランダーやカイオーガ、ランドロスなどに強いです。ウーラオスがややきついなどの問題はありますが、晴れの恩恵をホワイトキュレムが受けられたり補完も優秀であったりと意外と良い組み合わせです。
グラードン・パルキア
グラードンはザシアンやムゲンダイナに強く、パルキアはランドロスやカイオーガに強いです。ゼルネアスが重いですがどちらもウーラオスやサンダーに弱すぎないので結構やれそうです。地味にパルキアは炎技を使えるのでホワイトキュレムに迫る火力の晴れダイバーンがちゃっかり撃てたりします。このおかげで晴れ補正持ち物なしc252大文字でH252ザシアンを中乱数1発、ダイバーンなら当然一発です。
耐性面では防御と特防の数値を除きブラックキュレムはホワイトキュレムと同じなのでこちらの補完もありです。ですが晴れ補正が乗らない、攻撃と特攻のバランスが悪いなどの理由を差し置いてまでブラックキュレムを使うべきかというところです。弱点をつくという点のみではホワイトキュレムのフリーズドライとブラックキュレムのクロスサンダーは変わらないので一貫性や他のサブウェポンが欲しいところ。いかんせん、グラードンとの相方としてわざわざブラックキュレムを選ぶ明確な理由が欲しいところですね。
ルギア
特性も相まって耐久は全ポケモン中トップクラスです。技範囲も実は優秀でダイマ適正も結構あります。但し火力の低さが致命的でホエルオー程度しかないため、積み技などをメインに戦うことになりそうです。自慢の耐久を武器に積み技を積んで火力を底上げし、技範囲をもって相手と殴り合うことが基本になりそうです。高速回復技を覚えるものの搭載すると技範囲が狭くなりがちなのが難点です。実は殴り合い性能が高く、エスパータイプであるにも関わらず悪ウーラオスにも勝てるほどです。
ホワイトキュレム
最高クラスの特殊火力を誇るポケモンです。技範囲も一貫性の高い竜技、水タイプにも弱点をつけるフリーズドライを始め高い一貫性を誇る氷技、氷技と補完がとれる炎技や地面技と十分な広さです。但しフリーズドライは火力がさほど高くないので自慢の超火力を犠牲にしてしまうのは惜しいですが。苦手なのはホウオウやラッキーのような弱点をつけない数値受け、上から高火力を叩きこんでくるザシアンやムゲンダイナなどです。実は攻撃種族値も120とドラパルトと同程度にはあり、げんしのちからやストーンエッジなどといった岩技も覚え、拘りスカーフを持てば大抵のポケモンを上から殴れると意外とうまくやれます。但しザシアンのことをクロスフレイムやだいちのちからではワンパン出来ない、ダイマックスをしてしまうと水タイプに弱点を取れないといった欠点もあります。
レシラム
炎とドラゴンという優秀な技範囲を持ち、あの環境トップのザシアンのワンパンが実現可能です。サブウェポンも癖は強いものの補完に優れるソーラービーム、炎技と補完が良好な地面や格闘、黒バドレックス用のシャドーボール、物理ではあるものの飛行技とまあまあ充実しています。物理技の範囲も豊富で攻撃種族値も120と最低限あるので物理型もありです。岩技があるためホウオウ用にピンポイントで打てるのも良いです。マジカルフレイムやおにびなどのトリッキーなことも可能です。弱点はというと水やフェアリーは等倍で入ってしまう点、ダイマックスが出来ないと癖の強いソーラービームを除き水フェアリーで止まってしまう点など動きにくいところもあります。
レシラム・白バドレックス
鋼タイプに強いレシラムとドラゴンタイプに強い白バドレックスの組み合わせです。明確に岩タイプが一貫しているもののお互いに対面性能が高めです。
岩の一貫ということはステルスロックが痛いということでもあるので何とかして対処したいです…。
白バドレックス
微妙なタイプと相当な火力、耐久、伝説の中では最低の素早さを持ちます。サブウェポンもしっかり揃っています。ダイマックスも含めると殴り合いでは無類の強さを誇り、弱点保険などを持たせればザシアン相手でも殴り勝てるポテンシャルを持ちます。トリックルームなど自身で起点作りも可能です。但し、やはりザシアンのきょじゅうざんが抜群で入り、メインウェポンも共に半減で受けられてしまうというのは致命的な弱点です。加えて、対面のポケモンを倒しても素早さが遅いので死に出ししてきたポケモンに倒されてしまいがちというのも痛いところです。
パルキア
カイオーガに対して無類の強さを誇るのが最大の強みです。絶対零度を当てられでもしない限りかなり有利をとれます。ダイアタックには要注意を。物理耐久は低めで特殊耐久もさほど高くないので無理なサイクルは回せません。技範囲はタイプ一致の水、ドラゴンに加え電気、炎、格闘、地面、氷、岩としっかり揃っています。伝説の中では比較的速い部類というのもかなり評価点です。但しザシアンに対しては不利を取ります。きょじゅうざんは半減ですがじゃれつくが抜群で入ってしまいます。ダイマックスなどを組み合わせて対処したいところです。ムゲンダイナもきついです。加えてフリーズドライは四倍で入ってしまうので相手をする際は要注意です。
ブラックキュレム
氷とドラゴン、電気という技範囲に加え岩、格闘、鋼、飛行、ゴーストとダイマックス適正の高いタイプが揃っています。積み技も竜の舞をしっかり覚え、積みエースとしても機能します。但し、ザシアンに弱いというのが致命的な弱点です。積んでも弱点をつけないのでザシアンを全然ワンパンできません。攻撃補正をかけ攻撃が一段階上がり命の珠を持たせてダイマックスをしたところでようやく超低乱数で1発になる程度です。おまけにこれでは素早さが一段階上がっても最速ザシアンと同速になってしまいます。ここまで来るとブラックキュレムでザシアンを突破するのはほぼ不可能ですね…。最高打点がクロスサンダーの不一致威力100というのも絶望的です。相方の伝説はザシアンに強いポケモンを置くのが基本になりそうです。
ミュウツー
高い特攻と素早さを誇るポケモンです。但し黒バドレックスにどちらも負けているので何らかの方法で差別化したいところです。特筆すべきは技範囲の広さ。特殊技だけでも10タイプ、物理技も含めるとフェアリー、ドラゴン、虫の三タイプを除く15タイプもの範囲を誇ります。加えて優秀な専用技サイコブレイク、でんじはやおにびといった補助技、高速回復技である自己再生、ちょうはつや両壁といった起点作成技、瞑想や悪巧みといった積み技も完備しており圧倒的なカスタマイズ性能を誇ります。黒バドレックスのようにこちらが何かする前に倒してくる相手はさすがに無理ですがカスタマイズ次第ではたとえ悪ウーラオスのような苦手な相手にも殴り勝つことができます。
レックウザ
超攻撃的な種族値から放たれるダイジェットがやはり強力なポケモンです。はりきりワシボンのような非現実的なロマン砲を除き、物理と特殊で最高クラスの火力のダイジェットを放てます。サブウェポンや積み技もしっかり揃っており、一度積んだ後の突破力は目を見張るものがあります。但し耐久の低さ、素早さの微妙さなどにより簡単にレックウザが通る試合はなかなかなさそうです。またかなりダイマ依存のポケモンになってしまうので、相方には注意が必要そうです。特性は砂や霰のダメージをキャンセルできるので襷との相性が良好です。同じタイプのボーマンダやカイリューと比べると対面向きと言えます。特性や種族値的に場持ちや積みやすさは彼らには劣るので、伝説枠を消費するという点も含め、差別化は必須です。
ソルガレオ
タイプがはがねエスパーと優秀でザシアンに対して有利がとれる貴重な伝説ポケモンです。相手が悪技を持っている場合はやや辛いもののこちら側も炎技で弱点をつけるのは強みでしょう。日食ネクロズマとの違いは特性により威嚇などを無効化できる代わりに抜群技が痛い点、炎技という優秀なサブウェポンを持つ代わりに竜の舞などの一部の積み技などが使えない点、そして種族値により火力は劣るものの素早さなどで勝る点などがあります。正直、汎用性の面では日食ネクロズマに分がありますが、鋼タイプへの安定した打点がパーティ単位で欲しい場合、そこそこの素早さを確保しておきたい場合などソルガレオを採用した方が良いケースも少なからず存在します。
ルナアーラ
マルチスケイルの上位互換という強力な特性、特殊技だけで12タイプも覚えるという優秀な技範囲を武器に器用な戦い方が出来るポケモンです。おにびやでんじは、さいみんじゅつに両壁、トリックルームや高速回復技、瞑想やコスモパワーなど色々な動きが可能です。加えて素早さも伝説の中では比較的高く誤魔化し性能が高いのが強みです。弱点はというとやはりゴースト、あくという二つの四倍弱点、そして特性が無くなるとやや頼りない物理耐久あたりでしょう。イベルタルや黒バドレックス、ザシアンや悪ウーラオスなどは苦手な相手です。またステルスロックなどで繰り出した段階でファントムガードが剥がれてしまうと戦いずらいのも難点ですね。
ルナアーラ・ザマゼンタ
ルナアーラは特殊全般に強く、ザマゼンタは物理全般に強いという体です。悪タイプにザマゼンタがわりかし強くルナアーラはザマゼンタの苦手なカイオーガや日食ネクロズマに一矢報いることができます。ザシアンやホウオウなどはどちらも苦手ですし、悪ウーラオスやサンダーといったメジャーポケモンにもあまり有利ではないので構築難易度は高いですしメジャーなパーティへの回答となる選出は難しそうです。
ザマゼンタ
ザシアンと比べるとどうしても種族値、特性ともに弱く見えてしまいますが、実はHぶっぱで比べると特性抜きでもアルセウスよりも物理耐久、特殊耐久、素早さ、物理火力で上回っています。ではアルセウスを上回るほど強いかというと残念ながらそのようなことはありません。技が微妙に噛み合わない、タイプが環境に全然あっていないなどが挙げられます。覚える格闘タイプの技の癖が強い、岩技や地面技が無い、格闘タイプの技を除きメインウェポン、サブウェポン共に火力が低いというあたりが辛いです。加えて鋼タイプの耐性を格闘タイプが潰しており、対イベルタル性能や対ザシアン性能などが大きく落ちてしまっています。結果的にディアルガとキュレムを除きあらゆる伝説のポケモンに等倍をつかれてしまいます。そうなると自慢の素早さを生かし殴る回数を増やして殴り勝ちたいところですが今度は相手が一方的にダイマックス出来るという点が問題になってきます。結果的にポテンシャルはあるものの環境に全く噛み合っていないポケモンと化してしまっています。極めつけにろくな積み技を覚えないうえ持ち物も持てないので似たような自慢の耐久力と控えめな火力を持つルギアやジガルデのような戦術がとれないのももったいないです…。ここまで散々言ってはきましたがマンムーやガラルヒヒダルマ、ゼクロムなどの技範囲が自慢の物理勢に対して強いというのは特筆すべきアイデンティティーです。
ザマゼンタ・ギラティナオリジン
ランドロスなど多くの一般ポケモンに強めのギラティナオリジンフォルムと悪タイプや氷タイプを初めとしたポケモンに強いザマゼンタです。この二体ではカイオーガ、ザシアン、サンダー、悪ウーラオスなどが重いのでこのメジャーなポケモン達を一般ポケモンで処理できるかが課題です。
ザマゼンタ・ギラティナアナザー
ザマゼンタの相方として耐性と火力の優秀なオリジンフォルムではなく耐久数値と持ち物の自由度の高いアナザーフォルムのギラティナを組み合わせた形です。どちらも火力があまりなく、止まりやすいので受けることをメインに考えたいところです。
ギラティナオリジン
もとの自慢の耐久力をやや犠牲にして持ち物を固定した代わりに伝説の中では低いものの最低限の火力を手に入れることが出来ます。これのおかげで努力値次第では黒バドレックスがかげうちの圏内に入ります。加えて嬉しいのが特性がふゆうになること。これにより対策の難しいグラードンやランドロスとうまく殴り合うことが出来ます。しっかり氷技や草技を覚えるのもありがたいです。カイオーガなどにもしっかり戦えるスペックを持ちます。ダイジェットが使え、ダイマ適正が高いのも魅力ですが物理技と特殊技で大きく範囲が異なるので役割対象をしっかり絞る、ないし両刀にするかを予めきっちり決めておくと良さそうです。例えば飛行技や鋼技、かげうちや高火力のゴースト技は物理、格闘技や草技、氷技や電気技、扱いやすい高火力のドラゴン技は特殊です。また積み技は特殊用の瞑想のみなので技のカスタマイズが重要ですね。
ギラティナアナザー
特性抜きでは伝説の中でも圧倒的な耐久力を誇ります。おにびなどの状態異常や特性もプレッシャーと自慢の耐久と噛み合っています。火力は攻撃、特攻共に100と大分頼りないうえ回復技も使い勝手の悪い痛み分けや眠る程度しかないので居座りずらいです。一応瞑想があるのでおにびなどと組み合わせて両受けをしたりあわよくばTODを狙ったり出来るかもしれません。Bに振り切れば鉢巻きウーラオスの暗黒強打を耐えることが出来るほどですがさすがに過信は禁物です。
月食ネクロズマ
悲しいかな、現実的に使用に足る伝説のポケモンの中で最弱のレッテルを貼られています。単純な数値では火力と速さで黒バドレックスに、耐久と速さでルナアーラに負けており、特性もその二体ほどは強くないです。岩技や地面技、鋼技やドラゴン技などのユニークな技範囲や熱風をきちんと覚えること、鉄壁やステルスロックなどの変化技で差別化したいところです。実はルナアーラもメテオビームや熱風を覚えますが…。非ダイマ時でもホウオウと有利に殴り合いをすることが出来ることなどでライバルと差別化していきたいです。